千葉の葬儀で配られる「長寿銭」、通夜ではもらえないですか?

千葉の葬儀で配られる「長寿銭」は、故人が長生きしたことを祝い、その生命力に参列者もあやかろうという風習。

通夜にお邪魔してもらえる縁起の良いものです。

▼千葉や群馬・埼玉県にも伝わる風習。

千葉県は古くからの伝統が葬儀にも色濃く反映されていると言われていますが、「長寿銭」もその1つです。

この長寿銭、実は千葉だけはなく、群馬県や埼玉県の一部エリアなど北関東でも配られています。

どういう状態のときに配られるのかというと、“故人が長寿であった場合の葬儀”です。

よく見かけることがありますが、この長寿銭が入れられるのは、紅白の水引が印刷された“ポチ袋”。

5円玉の穴に紅白の紐を通し入れ、ポチ袋に入れて会葬礼状とともに配ります。

▼通夜でももらえる縁起の良い長寿銭。

通夜にしか来られない人や告別式にしか参列できない人にでも、もちろんこの長寿銭は配られます。

葬儀に紅白のポチ袋などといぶかる人もいるでしょうが、これは故人の長寿に敬意を表するとともに、“参列者も健康長寿にあやかれるように”という思いが込められています。

では、故人が何歳まで生きたときに配られるのかというと、千葉にも北関東にも厳密な決まりはありません。

80歳以上の長寿、米寿などの葬儀でこの長寿銭が配られています。

▼長寿銭は、故人が長寿を全うしたことに対するお祝いと御礼。

また通夜・告別式、葬儀に参列した方々への長寿分けでもあります。

葬儀に紅白のポチ袋などちょっと馴染めない気もしますが、葬儀や告別式は悲しむだけの儀式ではありません。

通夜では駆けつけた人たちが故人に礼を述べたり、日常の不義を詫びたり、思い出話に笑いが生まれたりもします。

葬儀=白黒と決めつける方が不自然なのかも知れません。

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